ごあいさつ

はじめまして、高橋真生(まい)と申します。当サイトをご覧くださり、ありがとうございます!

この記事では、私のこれまでとこれからをお話しさせていただきますね。

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子どものころから大好きな、本と旅

私は、本と旅が好きな子どもでした。身体は弱くて、薬と酔い止めを飲んでいても、たいていどこか具合が悪い上、乗りもの酔いも手伝って、道中横になってばかり。「それでよく出かけたいと思うね」と言われる有様でした。

けれど、いつもとは違う空気、見たことのない高くて色の違う山、おいしい食べもの、話すことばが少し違う人とのやりとり、そういったものに触れることで変化する自分も、何もかもおもしろくてたまりませんでした。

現実で旅行できないときは、本を読みます。なんといっても本ならば、古今東西、体内から宇宙まで、自由にいつでも旅し放題なのですから(すばらしい!)。

知の世界への旅を案内する人に

そして、長じてもなお消えることのない、旅魂。大学では、伝承文学(昔話など)や日本の伝統について学び、聞くことや伝えることの豊かさにますます魅せられて、卒業後は教員として高校で国語を教えることになりました。

ご存じの通り、授業は、単なる知識の伝達ではありません。知識― たとえば用語集にずらりと並ぶ単語は、それぞれに深い意味や歴史を持っている。その鮮やかな物語について生徒たちと考え、考えたことを伝え合うというのは、とても楽しいことです。

けれど同時に、自分の考えを表現するのが苦手な人が意外なほど多い、ということに気がつきます。もっと幅広い年代の学び全体に関わりたい― と、知の宝庫である図書館の世界へ飛び込みました。

高橋真生

そして今。赤ちゃんから大人まで多くの人と会い、そして自分も歳を重ね、めまぐるしく日々を過ごす中で、人は一生学び続けるものだ、ということを実感しています。驚くことに、卒業しても、退職しても、人は、本当に死ぬまで学ぶことがあるのです。

学ぶことは、自分をアップデートすること。学びは、人を必ず元気にしてくれる。私は、わからなかったことがわかった人の、顔がぱあっと明るくなる、その瞬間がとても好きなのです。

だから、今、私は学びや読書のサポートを行っています。「読む」「知る」「表現する」に、物語の力を借りて、広い世界の不思議にワクワクするような毎日を送る術を、ご案内していきたいと思います。

これから、どうぞごひいきに。よろしくお願いいたします。

イラストは小池高弘さんにお願いしました。

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