高橋真生(たかはしまい)

高校の国語科教員、公共図書館や学校図書館等の司書を経て、現在フリーランス。絵本専門士、ラーニング・アドバイザー。学習支援・読書支援を柱に、学ぶ楽しさを伝えるため、執筆を中心にイベントやワークショップ等さまざまな活動を行っている。

特に力を入れているのは、「暮らしの中の学び」。学ぶ力をつけること、多くの物語に触れ、世界の多様性や自分自身を肯定できるようになることを目指し、絵本・図鑑・手紙や作文・自由研究・子どもや季節の行事に関する「こと」「モノ」について発信している。

これまでと、これから

はじめまして。高橋真生(まい)です。ここでは私の、これまでとこれからをお話しさせていただきますね。

私が、ずっと大好きで大事にしているのは「物語」です。

物語とは、小説のようなものだけでなく、人が体験したことを「語る」こと― 実際に誰かに話さなくても、自分が世界をどう受け止めたか、その形― だと考えています。

大学では、伝承文学(昔話や伝説)や日本の伝統、それから文字について学び、古今東西の「小さな物語」にたくさん触れることができました。教員として国語を教えているときも、生徒のみんなの物語を、読んだり聞いたりさせてもらいました。

そして、そうしているうちに、自分の思いや考えを表現するのが苦手な人が多い、ということに気がつきます。

そこで、もっと学びの全体にむけてアプローチをしたい― と、図書館の世界へ飛び込みました。

今、赤ちゃんから大人まで多くの人と会い、そして自分も歳を重ね、めまぐるしく日々を過ごす中で、人は一生学び続けるものだ、ということを実感しています。卒業しても、退職しても、人は、本当に死ぬまで学ぶことがある。そして、学ぶことは人を元気にしてくれるのだと。

私にできるのは、学習・読書支援という視点から、「調べる」「読む」「表現する」といったラーニングスキル(学びの技)や学びの楽しさをお伝えすることと、心が浮き立つような物語をたくさんお届けすることです。

学ぶことが好きになることで、変化を怖がらず、自由に生きることができる。多くの物語を知り、また自分自身の物語を語る力を身につけることで、世界の多様性や自らを肯定できるようになる。そう、考えています。

人を支える「学びの楽しさ」を、ぜひ味わっていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。